WEB独自:乗り鉄日和~最新鋭ACCUMと昭和の面影「キハ40」 男鹿線編(上)

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秋田駅に入線してきたばかりのACCUM。大容量の畜電池を搭載し、架線のない男鹿線を走ることができる最新式の電車である=6月8日午前8時40分頃
秋田駅に入線してきたばかりのACCUM。大容量の畜電池を搭載し、架線のない男鹿線を走ることができる最新式の電車である=6月8日午前8時40分頃

 電車は通常、架線から電気を取り込んで走る。JR男鹿線(追分―男鹿、26・4キロ)は架線がなく、ディーゼル車が走る路線だったが、最近は電車も走るようになった。架線がなくても電気で走ることのできる車両とは、大容量の畜電池を搭載した「ACCUM(アキュム)」のこと。JR東日本管内ではまだ男鹿線と烏山線でしか導入されていない珍しいものだ。私はこういう最新鋭の車両に目がない。ただ、いずれ男鹿線を走る車両は全てこのタイプに置き換えられることが決まっており、鉄道ファンの間では、昭和の面影が残るディーゼル車「キハ40」「キハ48」の勇姿を目に焼き付けておきたいという声の方が大きいようだが…。

 奥羽線部分も含め秋田―男鹿は39・4キロ、片道約1時間。日帰りでぶらりと出かけるには手頃な路線だ。6月8日、新旧の列車を同時に楽しもうと男鹿線に乗り込んだ。
(取材・鎌田一也)

 この日、私がまず乗り込んだのは、秋田駅午前8時52分発の男鹿行き。ACCUMは現在、秋田―男鹿を1日3往復しており、これが一日で最初の出番となる。男鹿のナマハゲにちなんで赤と青に塗られた2両編成は存在感抜群。車両の内外にナマハゲのイラストや写真が付いている。