歴史刻んだ鉄路惜しむ声 秋田臨海鉄道事業終了へ

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臨海地帯の工場を背景に走る秋田臨海鉄道=1972年5月
臨海地帯の工場を背景に走る秋田臨海鉄道=1972年5月

 秋田市の臨海工業地帯の貨物輸送を支えた秋田臨海鉄道が、来年3月で事業を終える。半世紀に及ぶ同社の歴史に関わったOBは、数々の思い出を口にしながらさみしさをにじませた。現役社員は最後の日まで安全運行することを誓った。

 今年3月末で退職した田中恒弘さん(68)=三種町鯉川=は、同社が設立された1970年に入社。翌年から貨物輸送事業がスタートした。往時は木材や石油、セメントなどの各工場に十数本の引き込み線が引かれた。「経済が右肩上がりで、良い時代だった」と振り返る。

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