WEB独自:「能代工残して」の声届かず 県議会「科学技術」に異論なく

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能代工業高校と能代西高校の統合校の名称案について話し合った教育公安委員会
能代工業高校と能代西高校の統合校の名称案について話し合った教育公安委員会

 能代工業高校と能代西高校の統合校の名称案について話し合う6月秋田県議会の教育公安委員会が24日開かれた。県教育委員会が示した「能代科学技術高校」案に対し、県議からは強硬な反対意見は出なかった。名称問題を巡っては、能代工出身者や県内外のバスケットボールファンが9千筆超の署名を集め、県議会に「能代工」を残すよう陳情していたが、約1時間半の審議の末、「能代科学技術」の原案が事実上承認される形となった。
(取材・喜田良直)

 県教委は名称案の選考過程について、昨年10月から統合対象2校の同窓会、PTA、部活動後援会、教職員、生徒代表で構成する選考メンバーで3回にわたり意見交換してきたと説明。

 一般公募で集まった2058件、1005種類の名称案の中から、県教委が、選考メンバーの意見を踏まえて「能代科学技術」「能代実業」「能代白神実業」「能代農工」「能代未来技術」の5案に絞り込んだ。選考メンバーから5案に異論は出ず、最終的に県教委が「能代科学技術」に決めたという。

 選定に当たっては▽新しい学校にふさわしく、県民に愛される▽将来にわたって通用する▽覚えやすく響きがいい▽「能代」を入れる▽専門高校にふさわしく、学んでいる内容が分かる▽一方の統合対象校に偏っていない―の六つの選考方針を掲げた。

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