WEB独自:乗り鉄日和~脇本駅前にたたずむ「天下の安売王」 男鹿線編(下)

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「天下の安売り王」という言葉が目を引く。脇本駅から徒歩数分の場所にある雑貨店「三久」の宣伝文句が、店近隣の数軒の建物にも書かれている
「天下の安売り王」という言葉が目を引く。脇本駅から徒歩数分の場所にある雑貨店「三久」の宣伝文句が、店近隣の数軒の建物にも書かれている

 脇本城跡から望む日本海の景色は実に素晴らしかった。それでは次に、脇本駅周辺を走る列車の姿も写真でとらえよう…と思っていたが、ここで私は致命的なミスを犯した。案内図を見て、駅に近そうな「馬乗り場」という場所がいいと勝手に思い込んでしまったのだ。

 一目散にそこを目指したが、徐々に森が深くなり、足下も不安定になってきた。撮影のために持参した一脚をストック代わりに使いながら必死に進む。歩き始めて30分。ようやく「馬乗り場」の案内看板を見つけたが、辺りは高い草が生い茂り、通路が見えない。駅や線路が見渡せる場所も見つけられそうにない。現場にたどり着く直前、ガタンゴトンという音は聞こえたので、線路との距離はさほど離れてはいないはずだが…。