地方点描:農の礎[能代支局]

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 能代市真壁地の能代西高校は、地元では「農業」と呼ぶ人も多い。「自営者養成を主眼とした農業高校として、県内第一の広大な敷地と立派な施設設備の下に…(以下略)」(同校創立50周年記念誌、1995年刊)。農場の中から眺める約39ヘクタールのパノラマは、いつ訪れても壮観だ。

 前身は45(昭和20)年に設立した市立能代女子実業学校農業科。学制改革で48年に県立能代農業高校と改称した後は、戦後の食糧増産や60年代後半から東雲台地などで始まった国の開拓事業なども重なり、一帯の農地開発や自立した若手農家を育てる上で中心的役割を担った。農業の衰退や普通科志向の高まりを背景に94(平成6)年、現校名となった。

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