石坂洋次郎に「6月生まれ」の履歴書 通説は1月、戸籍は7月

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
洋次郎が横手高等女学校に提出した自筆の履歴書。生年月日の欄には「六月二五日」とある
洋次郎が横手高等女学校に提出した自筆の履歴書。生年月日の欄には「六月二五日」とある

 今年生誕120年となる横手市ゆかりの作家石坂洋次郎(1900~86年)の生まれ月を巡り、通説と異なる資料が出てきて、関係者の間で話題となっている。これまでは実際の生年月日が「1月25日」、戸籍上は「7月25日」とする説が一般的。ところが本人が勤務した学校に、自筆で「6月25日」と記入した履歴書が残っていた。

 生まれ月については、洋次郎の存命中に刊行された「日本文学全集46 石坂洋次郎集」(新潮社、1960年)所収の年譜に、出生の1月と戸籍上の7月に関する記載がある。この点を踏まえ、多くの刊行物も7月25日か1月25日としている。

 洋次郎の孫今泉佳子さん(68)=東京=は、戸籍上の生年月日は従来言われている通りの7月25日とし、「昔は赤ちゃんが生まれても病気などでちゃんと育つか分からず、半年ほどたって届けを出すことが多かった。そのため、祖父も7月生まれで届けられたと聞いている」と話す。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1057 文字 / 残り 659 文字)

秋田の最新ニュース