大曲花火延期にファン「我慢の年」 商業者「経営に大打撃」

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毎年、大会当日の大仙市内は会場に向かう観光客たちでごった返す=2018年8月
毎年、大会当日の大仙市内は会場に向かう観光客たちでごった返す=2018年8月

 「経営に大打撃」「見られないのはつらい」―。第94回全国花火競技大会(大曲の花火)が新型コロナウイルス感染拡大防止のため来年に延期されたことを受け、全国から大勢の観光客を迎える宿泊業者、飲食店からは落胆の声が聞かれた。今年は1910年の第1回大会から数えて110年の節目に当たることもあり、楽しみにしていた花火ファンは残念がった。

 25年間大会を見に来ているという奈良市の会社員菅野理子さん(54)は「ダイナミックな花火を自然の中で楽しむことができるのが大曲の花火の魅力。全国の花火師がこの大会に懸けており、競技大会の中でもレベルが高い」と熱を込めて語る。それだけに「見られないのはつらい。人が密集せずに観覧できる方法を考えてほしかった」と続けた。

 物心がついたころから毎年欠かさず足を運ぶ由利本荘市西目町の農家柴田輝男さん(69)は「我慢の年だね」。

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