時代を語る・伊藤次男(8)全国準Vでは「無念」

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本荘高と秋田高の定期戦=昭和33年5月、子吉川
本荘高と秋田高の定期戦=昭和33年5月、子吉川

 昭和33(1958)年夏、愛知県でボートの全国高校選手権(現インターハイ)が開かれました。前年の冬口に端艇(たんてい)部(ボート部)に入部、実際に乗艇して本格練習を始めてからまだ半年ほどとはいえ、私なりに満を持して臨んだ全国大会でした。

 1次予選、2次予選、準決勝とも1位通過で決勝に進みました。進出したのは本荘、瀬田工(滋賀県立)、札幌南(北海道立)の3校。オールを漕(こ)ぐと、艇が浮き上がり、すーっと前に進む感触があり、推進力が得られていることが分かりました。私自身もチームとしても「いける」と思っていました。

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