気になる看板、供え物… 秋田市で見つけた変わった光景
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取材の合間、秋田市の郊外でちょっと変わった光景を目にした。どんないわれがあるのか、足を止めて聞いてみた。
秋田市雄和下黒瀬で行われている圃場整備事業の現場で、やけに丁寧な説明書きの看板を見つけた。「野菜も作れて作業しやすい大きな田んぼに整備しています」。何の工事をしているのか、一目瞭然だ。
県農地整備課によると、工事内容を平易な言葉で説明した看板は、県が工事業者に呼び掛けて2018年ごろから設置するようになったという。工事を発注する地域振興局の職員が文面を考え、業者に提案している。
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秋田市太平目長崎の道端で、庚申塚に供えられた炭酸飲料の缶が目に付いた。グレープ味の同じ銘柄が4本。石塔の前にちょこんと並んでいる。
水やお茶など他の飲み物や食べ物はなく、この炭酸飲料に何かこだわりがあるようだが、近所の人に尋ねても「誰が置いているのか分からない」という。近くにある商店の店主も「うちでも売っている商品だけど、心当たりはないねえ」と話す。
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