男鹿のクマ、すみ着く前に駆除へ 広範囲、移動場所絞れず

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クマの目撃情報を受けて現場を確認する市と男鹿署、猟友会関係者=6月29日、男鹿市船川港仁井山
クマの目撃情報を受けて現場を確認する市と男鹿署、猟友会関係者=6月29日、男鹿市船川港仁井山

 秋田県男鹿市内で5月下旬から、クマの目撃が相次いでいる。今月3日までに市に寄せられた目撃情報は8件。男鹿市はクマの生息域ではないとされており、出没は2017年以来とみられる。前回より時期が早い上に広範囲で目撃されており、市などは「長期戦も覚悟する必要がある」と警戒を強めている。

 先月29日正午すぎ、同市船川港の仁井山集落近くを車で走行していた70代男性は、クマ1頭が道路を横切るのを見た。「のそのそと右側の斜面を登っていった。これはクマだ、とすぐに市役所に電話した」と振り返る。

 県自然保護課は男鹿市に出没しているクマについて「親グマから離れた若い雄が、生息地を求めて移動してきたのではないか」とみる。環境を把握するためあちこち動き回っているとみられ、これまで出没していない場所でも出る可能性はあるという。

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