中村征夫さん、サンゴの危機伝える 写真絵本を出版

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発売した写真絵本「サンゴと生きる」を手にする中村さん
発売した写真絵本「サンゴと生きる」を手にする中村さん

 秋田県潟上市出身の水中写真家中村征夫さん(75)=東京都世田谷区=の写真絵本「サンゴと生きる」(大空出版)が発売された。サンゴやさまざまな生き物が暮らす美しい海と、そこに迫り来る危機を写真と文で紹介し、貴重な生息環境を守る意義を伝える内容。中村さんは「サンゴは知れば知るほど好きになる。親子で写真絵本に目を通し、サンゴの海を大切にする気持ちを持ってもらいたい」と訴える。

 絵本では、サンゴが水温18~30度の海域に生息することや、植物プランクトンを体に取り込んでいることなど、生態の奥深さについて解説。「サンゴの色が緑やかっ色などいろいろあってきれいなのは、植物プランクトンの色がすけて見えるからなんだ」「植物プランクトンは、サンゴに命を助けてもらって、そのおかえしに光合成をします。そこでつくられた糖類などをサンゴに与えているんだ」などとつづっている。

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