高校学校祭、新たな形模索 中止、一般公開取りやめ、延期も

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秋南祭の模擬店で、地元や近隣の店の商品を売る生徒たち=3日、秋田市の秋田南高
秋南祭の模擬店で、地元や近隣の店の商品を売る生徒たち=3日、秋田市の秋田南高

 新型コロナウイルスの影響が秋田県内の学校祭にも及んでいる。例年、6月下旬から夏休み前にかけては県立高の学校祭が集中する。だが今年は延期や規模縮小、中止とした高校もある。休校で準備期間を十分確保できなかったことや、不特定多数の密集を避けたいといった理由がある。限られた条件の中で新しい形を模索する姿、最後の学校祭がなくなってしまった3年生の思い―。高校生の声を聞いた。

 3日、秋田南高校(秋田市)で「秋南祭」が開かれた。ババヘラアイスや揚げ物などが並ぶ模擬店を、生徒が学年ごとに時間をずらして巡っていく。テントには感染防止のビニールシートをかけ、生徒は小まめに手指消毒している。

 毎年、約2千人の保護者や地域住民でにぎわう秋南祭。今年は一般公開をやめ、生徒のみの開催となった。

 「いつも以上の秋南祭になるよう、より一層気合を入れて取り組んだ」と同校生徒会長の北林佳さん=3年=は語る。単に規模を縮小して終わりたくない。新型コロナで地域全体が苦しむ今だからこそ、社会とつながるような形をと考え、工夫を凝らした。

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