コロナ後の学校生活、子どものストレスにどう向き合う?

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
コロナ後の子どもの心について語る成田さん
コロナ後の子どもの心について語る成田さん

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校が明け、小学校に子どもの姿が戻って数カ月がたちました。学校生活はあらゆる場面で「コロナ以前」とは様変わりし、子どもたちは大人が思う以上に、ストレスを感じているかもしれません。見えにくい子どものストレスとどう向き合えばいいのか。新1年生の子を育てる記者(43)が、臨床発達心理士の成田まいさん(32)=秋田こどもの心と発達クリニック、秋田市土崎港=に疑問をぶつけました。

―秋田市では休校が明けて2カ月以上がたちました。親としては正直、ほっとしているのですが…。

成田 休校の解除は、大人の立場からすると心底「ありがたい」ことだったと思います。でも、子どもにとってはどうでしょうか。うれしい半面、ペースをつかめずにいる子どもたちもいます。例えば、コロナがまだ完全になくなったわけではないのに「学校に行って大丈夫なの?」と不安を募らせた子、自宅で過ごす時間が増えた影響でゲームにはまり、依存傾向が強まっている子、ステイホームが快適すぎてなかなか抜け出せない子、休み明けの授業の進み方の速さに付いていけず、リタイア気味の子―。要因はさまざまですが、多くの子どもたちが調子を崩しかねないタイミングだと思います。

―そういえば先日、「給食をお友達とグループになって食べられないのが悲しい」と子どもがつぶやいていました。これもストレスの一種でしょうか。

(全文 1649 文字 / 残り 1061 文字)