コロナで観光客減り、土産・菓子業界の窮状続く

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商品の入庫状況を確認する大島社長=秋田市卸町の秋田県産
商品の入庫状況を確認する大島社長=秋田市卸町の秋田県産

 新型コロナウイルス感染症の影響で県外からの観光客が減り、土産品や菓子業界は業況回復の見通しを立てられずにいる。春の大型連休期間中の移動自粛は業界を直撃。業者たちは目の前に迫っている年間で最も観光客が多い8月の売り上げを懸念する。感染者が少ない東北各県の旅行を促す施策を訴える業者もいる。

 観光物産品を取り扱う総合卸売業・秋田県産(秋田市卸町)の今春の土産品売り上げは前年比5~9割減。大島紳司社長(67)は「大型連休向けに仕入れた商品も十分さばけずにいるのが現状」と話す。

 大島社長らは土産品・菓子業界の窮状を打開しようと東北6県で使える観光クーポン制度を提案。「観光客が旅行先で使える6県共同のクーポンを作れないか」と訴える。

 土産品は県外の客が最大のマーケットになるだけに、各県とも交流人口が頼り。首都圏と地方の行き来による感染拡大が心配される中、「東北はまだ感染者が少ない。全国的な移動ではなく、エリア単位で観光客を増やす対策が必要」と話す。

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