ローストチキン、缶詰…比内地鶏消費拡大へ知恵絞り、新提案

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プラザ杉の子が製造販売している比内地鶏のローストチキン
プラザ杉の子が製造販売している比内地鶏のローストチキン

 新型コロナウイルスの影響で比内地鶏の消費が落ち込む中、秋田県内の飲食店や県産品販売業者が新たな食の楽しみ方を提案している。1羽を丸ごと焼き上げたローストチキンを地域の新たな食文化にしようとPRしたり、長期保存できる缶詰加工品を開発したりと知恵を絞っている。 

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■2種類の缶詰を考案

秋田活性化が発売した比内地鶏の缶詰

 比内地鶏の缶詰を発売したのは秋田活性化株式会社(秋田市)。日景賢悟社長(51)は「3月末に比内地鶏の在庫が増えていると聞き、賞味期限が長くて常温保存できる缶詰に加工すれば、在庫の解消につながると思った」と話す。アヒージョとトマト煮込みの2種類を考案し、それぞれ「金の比内地鶏」「赤の比内地鶏」と名付けて5月末に商品化。今月から店頭販売している。

 どちらも大館産比内地鶏を100%使用。食品添加物を使わず、比内地鶏本来の味を損なわないよう男鹿沖の海水から採った塩だけで味付けした。その他の素材は県産にこだわっている。

 アヒージョには、大館産ニンニク、オリーブオイル、唐辛子を使用し、ペペロンチーノやサラダの具材にもなる。トマト煮込みは大館産ニンニク、大仙産トマトのピューレ、小坂産蜂蜜などが原材料で、パスタやオムレツにも使える。

 「缶詰は長い距離の流通に対応できる。海外も視野に入れた商品」と日景社長。比内地鶏缶詰の“他の色”の商品化も検討中という。また、今回の商品を「秋田缶」とも銘打っており、県産の海産物や農畜産物の缶詰シリーズ化を目指す方針だ。

 1缶800円(税込み)。秋田市のあきた県産品プラザ(アトリオン内)、大館市の秋田犬の里、県内の一部スーパー、「ネットショップ秋田天国」で販売中。土産店や道の駅などでも販売を予定している。

 秋田活性化TEL018・883・5101

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