WEB独自:J2に上がれるのは? 今季のJ3勝敗表のちょっとしたひずみ

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 サッカーの明治安田J3リーグで今季、ブラウブリッツ秋田(BB秋田)の快進撃が続いている。開幕から無傷の6連勝で、いまだ無失点。もちろん文句なしの首位だ。もっとも、2位のチームも5勝1敗と好調。相手はJ2経験もあり、BB秋田にとっては手強い相手だ。

 ところで、秋田魁新報のJ3勝敗表を見て、おやっと思った人はいないだろうか。

 J2に昇格できるのって3チーム? いや、そんなことはない。今季もJ2ライセンス(またはJ1ライセンス)を確保している上位2チームだけがJ2昇格を果たせることに変わりない(新型コロナの影響で、今季は特別にJ2からJ3への降格はなくなったが)。

 7月26日現在、ガイナーレ鳥取とロアッソ熊本がともに5勝1敗。得失点差はどちらも「+5」のため、Jリーグは両チームを「2位タイ」と発表している。秋田魁新報に掲載した「J3勝敗表」及びその「昇格ライン」は、Jリーグの発表に従い共同通信が配信したデータを基に作成している。ただ、この昇格ラインをどこに引くべきかは、悩ましい問題なのだ。

 Jリーグ公式サイトでは、秋田と鳥取がJ2昇格圏内で、鳥取と同じ2位タイの熊本は昇格圏外とされている。Jリーグによれば、鳥取と熊本の記載順は、リーグがチーム名を列挙する際、原則として北から南に順番に表記していることによるという。

 ただ、こう表記されていると、熊本のファンは気分が良くないのではないだろうか。シーズン途中にどこに昇格ラインを引くかに、正解を求めるのは難しそうだ。

 問題を複雑にしているのは、鳥取と熊本の現在の成績だ。

 今季これまで、鳥取は11得点6失点なのに対し、熊本は12得点7失点。得失点差こそ同じ「+5」だが、熊本の方が総得点数は1点多い。熊本のファンにとって、「何で私たちの方が下なの?」と疑問に思うことだろう

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