大館出身・大丸さん開発参加 火星探査車打ち上げ成功
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米航空宇宙局(NASA)は30日、火星の土壌を採取して生命の痕跡を探す探査車「パーシビアランス」をフロリダ州のケープカナベラル空軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げた。パーシビアランスの開発には、秋田県大館市出身でNASAジェット推進研究所のエンジニア大丸拓郎さん(31)が携わった。地元の家族や友人、恩師からは快挙を喜ぶ声が上がった。
「打ち上げがユーチューブで公開されるから楽しみにして」。日本時間の30日朝、大丸さんはビデオ会議システムで母ふさ子さん(60)に話した。夜の打ち上げ成功を見届けたふさ子さんは「いいサンプルを採取できるかが拓郎の気掛かりな部分。想定通りに進んでほしい」と息子の心境を思いやった。
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