時代を語る・鷲澤幸治(6)楽しかった「肩ふり」

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外国航路の船内でくつろぐ=二十歳の頃
外国航路の船内でくつろぐ=二十歳の頃

 船員用語で「肩ふり」ってのがあってな。船の中で酒や茶、コーヒーを飲みながら、船員同士で何だかんだと、よもやま話に花を咲かせて、親交を深めることだよ。何日かおきに開くんだ。なんで肩ふりって言うのか、正確には知らないけど、肩が振れ合うほど盛り上がるところから、そう言われるようになったと聞いたことがあるよ。

 うちの会社には新潟と長崎の出身者が多くてね。肩ふりも大体、その二つのグループに分かれてやっていた。秋田出身の俺はポツンと1人でいるから、両方から誘われるわけ。ところが長崎グループに参加すれば皆、九州弁だから言葉が理解できないのよ。まあ新潟も独特のなまりがあるんだけど、そっちは大体分かったな。

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