仕事のゲンバ:助産師(秋田市) 母子支援の心強い味方
会員向け記事
お気に入りに登録
7月のある日、助産師・佐藤由紀さん(57)の姿は、秋田市土崎港にあった。4月に長女凪(なぎ)ちゃんを出産したばかりの須田明香さん(36)=美容師、育児休暇中=の自宅を訪れるためだ。4世代7人家族が同居する昔ながらの日本家屋。2階の洋室へと案内された。ここが今日の仕事場だ。
明香さんとはこの日が初対面。「新型コロナの時期のお産で大変だったでしょう。お母さんも凪ちゃんもよく頑張りましたねえ」。開口一番、おっとりした口調でそう話すと場の空気がふっと緩んだ。
※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 2417 文字 / 残り 2189 文字)
(全文 2417 文字 / 残り 2189 文字)