秋田市竿燈会・堀名誉会長、戦後、差し手に 歴史の一断面・下

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堀さん(左)と話す小寺さん
堀さん(左)と話す小寺さん

 秋田市竿燈会の名誉会長、堀祐一さん(87)は10代半ばの頃、初めて竿燈を上げた。

 所属していた向馬口労町竿燈会は、明治時代中ごろに誕生したとされる。堀さんの話では、戦前から戦中にかけて活動が途絶えた時期があったが、1948年ごろに再び竿燈まつりに参加するようになった。

 「それまでは竿燈を見たことがなかった」。竿燈まつりは戦時中の38~45年に中止となり、46年に復活。戦時中は、活動を支える中心世代の30、40代の多くが戦争に駆り出されていて、さおなどの道具も見る機会すらない少年時代を堀さんは送った。

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