新型コロナ、県内小中学校の修学旅行に影 中止決める動きも

会員向け記事
お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
修学旅行の行き先の検討を重ねてきた豊岩中は、7月30日に中止を決めた=30日、校長室
修学旅行の行き先の検討を重ねてきた豊岩中は、7月30日に中止を決めた=30日、校長室

 新型コロナウイルスの感染拡大が、秋田県内の小中学校の修学旅行に影響を及ぼしている。多くの学校は感染者の少ない県内や隣県に行き先を変えて対応する予定だが、中止を決める動きも出始めた。各校の担当教員は子どもたちに最後の思い出づくりの場を提供したい思いを抱くが、今後の状況を見通せず気をもんでいる。

 秋田市の豊岩中学校は例年、3年生が5月下旬に2泊3日で東京方面を訪れていたが、国の緊急事態宣言などを受けて一度は9月中旬への延期を決めた。その後、首都圏の感染状況を踏まえて保護者と相談し、東京は難しいと判断。県内か、岩手県を巡る2通りの旅行計画を立てながら準備を進めてきた。

 しかし、7月下旬に両県で感染者が確認されたため、30日に中止を決めた。柴田康校長(59)は「子どもたちにとって思い出深い行事になるはずだった。学校としても何とか実施してあげたかったが、健康を守るためには仕方がない。苦しい判断だが、日帰りの遠足などで対応したい」と話した。

※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1155 文字 / 残り 734 文字)

秋田の最新ニュース