【画像スライド】光の稲穂も人影も… 竿燈のない夏

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ひっそりとした竿燈大通りと幻想的な雰囲気の昨年の様子(右は2020年8月3日午後7時40分ごろ撮影。左は2019年8月6日午後7時35分ごろ撮影)
ひっそりとした竿燈大通りと幻想的な雰囲気の昨年の様子(右は2020年8月3日午後7時40分ごろ撮影。左は2019年8月6日午後7時35分ごろ撮影)

 3日から始まるはずだった秋田市の「秋田竿燈まつり」は新型コロナウイルスの影響で中止となった。毎年、秋田の夜を幻想的に照らす竿燈の「稲穂」は見られず、おやはしや掛け声も聞こえない。観光客の姿も観光バスの列もない。例年になく静かなこの時季の街を定点観測し、昨年と比べてみた。

※画像中央の白い丸を左右に動かしてください。

右は車が行き交う山王大通り(2020年8月3日午後6時半ごろ撮影)。左は参加者や観光客でにぎわう昨年の様子(2019年8月3日午後6時25分ごろ撮影)

 3日午後6時半。山王十字路から県庁前交差点までの大通りは多くの車が行き交っていた。例年なら祭りが始まる前の集合場所として交通規制が行われる一帯。各竿燈会が続々と集結し、士気を高めていく独特の雰囲気を感じられないのは寂しい。

右は観覧席がなく、視界がすっきりとしている竿燈大通り(2020年8月3日午後4時55分ごろ撮影)。左は目の前の妙技に拍手を送る観光客(2019年8月3日午後8時ごろ撮影)

 祭り会場となる山王十字路から二丁目橋までの大通りに毎年設置されていた観覧席はなく、すっきりとした視界が広がる。竿燈が上がり始めるはずの午後7時半には、車も人通りもまばらになった。

右はひっそりとした竿燈大通り(2020年8月3日午後7時40分ごろ撮影)。昨年(写真左)はゆらめく光の稲穂が辺りを幻想的な雰囲気に包んだ(2019年8月6日午後7時35分ごろ撮影)

 4日午後1時半。例年はこの日に始まる妙技大会(昼竿燈)の会場の「エリアなかいちにぎわい広場」は、人影も少なく、ただ穏やかな時間が流れていた。

この時期にしては人影が少ないエリアなかいちにぎわい広場(2020年8月4日午後1時40分ごろ撮影)。左は昨年の妙技大会の様子。差し手の妙技が多くの観客を魅了(2019年8月4日午前10時ごろ撮影)

竿燈に携わる人々の思いはこちら

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