比、南シナ海合同演習の参加禁止 大統領、米中対立と距離か

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 【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は、海軍が南シナ海で他国との合同演習に参加することを禁じた。ロレンザーナ国防相が3日の記者会見で明らかにした。米中両国が南シナ海を巡って対立を先鋭化させており、距離を置く狙いがあるとみられる。

 地元メディアの4日の報道によると、ロレンザーナ氏は会見で「国の行動が好戦的と見なされれば緊張は高まる。全ての関係国が慎重に演習することを望む」と述べ、各国に抑制的な対応を求めた。

 これまでドゥテルテ氏は中国に接近し、経済的な結び付きを強めてきたが、7月の演説で「私は反米でも反中でもない」と発言していた。