都心オフィス空室率2%台に悪化 7月末時点、上昇幅は最大に

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 三鬼商事が6日発表した7月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月比0・80ポイント上昇し2・77%だった。5カ月連続の悪化で、1年9カ月ぶりに2%台へ乗せた。新型コロナウイルスが影響し、上昇幅としては、月次の調査を始めた2002年1月以降で最大だった。

 コロナ禍前に決まっていた企業の新築ビルへの移転で空いたオフィスの募集が始まったことが響いた。経済の先行き不透明感や在宅勤務の広がりなどから、企業が新規の契約に慎重になっているとみられる。

 一方、3・3平方メートル当たりの平均賃料は0・59%上昇の2万3014円。