柱に8菩薩、赤外線撮影で発見 滋賀・西明寺、国宝の本堂に

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柱を赤外線撮影して見つかった菩薩の絵
柱を赤外線撮影して見つかった菩薩の絵

 滋賀県甲良町にある西明寺で、国宝・本堂(鎌倉時代)にある柱2本を赤外線撮影したところ、菩薩立像4体ずつ、計8体が描かれているのを発見したと、広島大大学院の安嶋紀昭教授(美術史学)らが9日発表した。

 柱は直径約45センチで本尊・薬師如来像の前方にあり、表面はすすで黒くなり、これまで何が描かれているかよく分かっていなかった。天から降下する場面という。

 柱絵は損傷や後世の描き直しがされた部分もあったが、一部に制作当初とみられる表現が残っていた。菩薩の鼻の線はほぼ垂直に引かれ、耳は肩に触れそうなほど長く描かれていた。