秋田市で新たなコロナ感染者 JRバスケ部員の濃厚接触者

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 秋田市は12日、市内に住む20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者集団(クラスター)が発生したJR秋田支社のバスケットボール部・ペッカーズ部員の同僚で濃厚接触者。このクラスター関連で感染が確認されたのは県内18人目で、感染者の累計は36人目。

 市によると、男性は5日夜に感染した部員1人を含む計4人で市内の居酒屋を訪れて会食。6、7日は出勤した。バスケ部のクラスター発生に伴って8日にPCR検査を受け、この時は陰性だった。10日から11日にかけて最高37・6度の発熱があり、12日に再度PCR検査を受けて陽性と判明した。

 市は、男性が部員との会食で感染した可能性が高いとみている。12日も37度の熱や倦怠(けんたい)感、喉の違和感はあるが、症状は軽いという。

 検査結果が変わったことについて、伊藤善信・市保健所長は、会食した部員が無症状の感染者だったことから「ウイルス量は多くなく、陰性と出た。その後、体の中でウイルス量が増幅して症状が出て陽性となった可能性があると考える」と説明。「濃厚接触者は後に発症する事例があるので、経過観察期間は他の人との接触を避けることが重要」と述べた。

 市は、男性の濃厚接触者を調査中としているが、勤務先の同僚らは濃厚接触者に当たらないとの認識。6、7日の出勤時に男性の体内のウイルス量が少なかったと見受けられることを理由に挙げた。

 一連のクラスターでは濃厚接触者146人のうち、143人の検査が済んでいる。