祖父たちの戦争(5)記録 遠い血縁、照会に壁

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「遺体未収容」のはんこが押された戦没者調査票
「遺体未収容」のはんこが押された戦没者調査票

 沖縄で特攻死した渡部利夫と違い、硫黄島で戦死した長兄・渡部由夫の足跡をたどる資料は、ほとんどなかった。

 由夫は1916年生まれ。遺影には「陸軍兵長」とあるが、実家の近くに曽祖父が建てた石碑には、海軍軍属として硫黄島で戦死したことが書かれていた。利夫のような職業軍人ではなかったとみられるものの、手紙などは見当たらず、所属部隊すら分からない。

 情報を得るため、軍歴証明書の交付を請求してみることにした。

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(全文 1430 文字 / 残り 1229 文字)

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