絵本で知る戦争(上)さがしています(アーサー・ビナード、岡倉禎志)

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「重いテーマを扱う絵本ほど、安心できる大人が一緒に読んであげると良いです」と語る木村さん
「重いテーマを扱う絵本ほど、安心できる大人が一緒に読んであげると良いです」と語る木村さん

 日本の敗戦から今年で75年。戦争は日に日に遠くなり、当時を知る人も少なくなっています。戦争のむごさを子どもたちに伝えるため、一緒に絵本を読んでみませんか。

 ◇  ◇

■ おはなし「紙ひこうき」代表・木村とも子さん(美郷町)

 午前8時15分を指したまま止まった時計。真っ黒焦げの弁当箱。紫色の手作りワンピース。女の子が大事にしていた日記帳…。広島平和記念資料館(広島市)に収蔵されている原爆犠牲者の遺品2万点以上のうち、14点がこの本の「語り部」です。

 ワンピースや日記帳はあの日、それぞれの持ち主と一緒に広島にいました。そして、今でも大切な持ち主を「さがして」いるというのです。この写真絵本の作者が米国人であることにも心を揺さぶられます。

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(全文 1844 文字 / 残り 1525 文字)

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