絵本で知る戦争(中)えんぴつびな(長崎源之助、長谷川知子)

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「えんぴつびな」を手に、母の思い出のひな人形について語る遠藤さん
「えんぴつびな」を手に、母の思い出のひな人形について語る遠藤さん

■ 読み聞かせグループ「おはなしの扉」代表・遠藤美弥子さん(秋田市)

 「えんぴつびな」を読むたびに思います。「わたし」と「シンペイちゃん」が交わした何げない約束が守られなかったように、子どもの純粋さをあっけなく踏みにじるもの。一度起きてしまえば、子どもたちにはどうすることもできないもの。それが、戦争なんだと。

 この物語には、鉛筆で作った小さなおひなさまのことが描かれています。実は私にも、戦争にまつわるおひなさまの思い出があるんです。

(全文 1573 文字 / 残り 1355 文字)

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