尖閣30カイリへ進入禁止、中国 休漁明け漁船に、摩擦回避か

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中国福建省石獅市の漁港で、中国国旗を掲げて出港を待つ漁船=15日(共同)
中国福建省石獅市の漁港で、中国国旗を掲げて出港を待つ漁船=15日(共同)

 【石獅、象山共同】沖縄県・尖閣諸島の周辺海域で中国が設けた休漁期間が16日に明けるのを前に、東シナ海沿岸の福建、浙江両省の地元当局が漁民に対し「釣魚島(尖閣の中国名)周辺30カイリ(約56キロ)への進入禁止」など、尖閣への接近を禁じる指示をしていたことが15日分かった。漁民らが証言した。中国は尖閣の領有権の主張を強めているが、日本との過度な摩擦を避ける意向とみられる。

 15日には日本の閣僚らが靖国神社に参拝しており、中国の反発は必至。指示が行き渡らない可能性もあり予断を許さない状況だ。

 福建省石獅市の船長は「政治問題は分からない。当局には従う」と話した。