滴:移ろい(下)「一日一日、悔いなく」

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懸命に耕した田畑のこと、集落の行く末―。これまでの歩みを振り返りながら、思いを語る加藤さん
懸命に耕した田畑のこと、集落の行く末―。これまでの歩みを振り返りながら、思いを語る加藤さん

 農業は、段取りが命だ。

 「明日はこれ、次はあれ、そういう段取りがなぐなって、朝起ぎでも、何するっていうこともないために…」。散歩に行けば、他の家の青田が目に入る。「やっぱりいいなと思う」。この春、米作りをやめた加藤松悦さん(87)=三種町上岩川=がつぶやく。

 8月で88歳。年齢を考え、離農を決めた。納得はしている。だが、寂しさもある。

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