乗り鉄日和~天然のクーラーに癒やされたが…真夏のJR激痛編(上)【動画】

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秋田県内で夏にふさわしいスポットを巡りたい―そう考えた時、筆者が真っ先に思い浮かべたのは、大館市北部にある「長走風穴(ながばしりふうけつ)」だった。国見山の斜面からしみ出す冷気は、真夏でも0~5度程度。さぞや気持ちが良いことだろう。JR奥羽線の中で青森県との県境に最も近い陣場駅からは徒歩30分程度だ。

ただ、長走風穴のほかにどこを巡ろうか、という点でかなり頭を悩ませた。さまざまな候補地を思い浮かべながら、最終的にどこに行くかは、現地で決断することにした。8月1日、JR秋田駅から旅をスタートした。
(取材・鎌田一也)


7月23日の秋田内陸縦貫鉄道(内陸線)の旅の際も紹介したが、JR秋田支社はこの夏、秋田県内の大半の鉄道路線を、2440円で1日乗り降り自由となる「あきたホリデーパス」を発売した。秋田~大館間の正規運賃は1980円。往復するだけでしっかり元が取れる。陣場駅は対象エリア外だが、大館~陣場間の運賃240円を別に支払ってもなお、お得であることに変わりはない。

■要注意! 秋田駅7・8番ホーム


この日最初に筆者が乗り込んだのは、午前7時28分に秋田駅7番ホームを出発する弘前行き。普段JRに乗り慣れてない人に説明しておくと、青森方面へ向かう列車の多くが発着する秋田駅の7番・8番ホームは、他のホームとはちょっと変わった場所にあるので、利用する際は注意が必要だ。

JR秋田駅構内図


というのも、かつては長い1本のホームであった7番・8番ホームを、秋田新幹線開業に合わせて区切り、南側を秋田新幹線用の11番・12番ホームとして使用しているからだ。そのため、秋田駅に3カ所ある改札口のうち、中央口、もしくはトピコ口から入った場合、7番・8番ホームに向かうには、3番・4番ホームへと降りる階段と5番・6番ホームへ降りる階段の間にある7番・8番ホーム用の連絡通路を通る必要がある。駅北部にあるメトロポリタン口からは7番・8番ホームにも直接行くことができるが、この改札口が使えるのは午前7時10分~午後8時10分。早朝は利用できないので要注意。

この連絡通路ができる以前は、中央口やトピコ口から入った乗客は、一度3番・4番ホームに降りてからホームを進み、駅北側の跨線橋に上り、7番・8番ホームを目指さなければならなかったので相当不便であった。それに比べれば今はましになったが、この駅の仕組みを理解していない人はきっと混乱することだろう。また、他のホームに比べると、どうしても移動距離も時間も長くなる。発車時刻ギリギリに秋田駅に駆け込むと乗り遅れる恐れが高まる。青森方面へ向かう時は特に、余裕をもって秋田駅に到着するよう心掛けたい。

ちなみに、7番・8番ホームに到着する列車を降りた客は、階段を上らずに真っすぐ11番・12番ホームへ進み、秋田新幹線に乗り換えることも可能だ。

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