特殊詐欺・受け子の証言(1)警察官装い高齢者宅へ
会員向け記事
お気に入りに登録
受け子として18年末に県警に逮捕された21歳の男=服役中=が19年夏以降、留置場や拘置所で複数回にわたり記者との面会や手紙のやりとりに応じた。男の証言を基に、特殊詐欺事件の加害側の動きを追う。10回続き。
◇ ◇
JR東京駅から電車で1時間ほど、青梅線・西立川駅近くの飲食店。スーツ姿の男がコーヒーを飲みながら連絡を待っていた。
午前9時ごろに入店してから約1時間が経過していた。
男のスマートフォンが鳴動した。
≪案件入りました≫
通信アプリでのメッセージ受信だった。
※この記事は「会員向け記事」です。電子版への登録が必要です。
(全文 1056 文字 / 残り 819 文字)
(全文 1056 文字 / 残り 819 文字)