高齢、コロナで客足減…居酒屋「岩船」来月閉店 由利本荘市

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居酒屋を切り盛りしてきた店主の細矢さん
居酒屋を切り盛りしてきた店主の細矢さん

 秋田県由利本荘市鳥海地域の居酒屋「岩船」が9月末で閉店する。店主が高齢なことと売り上げの減少が主な要因。新型コロナウイルスの影響による客足の落ち込みで、先が見通せないことも大きかった。地域で数少ない居酒屋の一つだけに、行きつけにしていた地域住民からは惜しむ声が聞かれる。

 店は、旧鳥海町中心部の伏見地区に2002年オープンした。地元の新鮮な野菜やコメ、新潟県や岩手県から知人のつてで仕入れる海産物、県内外の銘酒―。店主の細矢考悦さん(72)こだわりの料理とお酒が売りだ。店内は30席ほど。祝いの席など団体客の利用も多かった。

 この春からは新型コロナの影響で予約がほとんど入らなくなった。収束の見通しが立たず、先が見えない状態でこれ以上営業を続けるのは難しいと判断した。体力の衰えも感じるようになり、「潮時だと踏ん切りがついた」。

 告知は特にしていないが、閉店を知った知人からは「もう1回行くからな」などと声を掛けられるという。

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