にかほ38・2、五城目38・1度 観測史上最高記録

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38度を記録した国道7号沿いの温度計=午後2時ごろ、にかほ市金浦
38度を記録した国道7号沿いの温度計=午後2時ごろ、にかほ市金浦

 秋田県内は3日、高気圧に覆われ南から暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上昇し、にかほ市と五城目町で38度を超えるなど、全26観測地点のうち14地点で9月の観測史上最高を記録した。県内で38度を超えたのは今年初めて。にかほ市と五城目町では、1年を通じた気温としても1976年の観測開始以降で最高となった。

 秋田地方気象台によると、午後4時時点の最高気温は、にかほ市38・2度、五城目町38・1度、北秋田市鷹巣37・9度など。各地で平年を3・9~11度上回った。全26地点のうち12地点で最高気温が35度以上の猛暑日、13地点で30度以上の真夏日となった。

 県内の過去最高気温は39・1度で、78年8月3日に能代市で観測された。

 にかほ市は、雲一つない青空が広がり、午前6時ごろから30度を超え、11時半すぎには38度を記録。同市象潟町の仁賀保高校では、前日から高温が予想されていたため授業を午前中のみとし、午後0時半には全校生徒が帰宅した。

 3年生の男子生徒は「朝から驚くほど暑かった。昼すぎには歩くだけで汗が噴き出した。経験にないくらいの暑さ」と話した。

 気温の上昇を受け、県内の一部の高校、秋田市や男鹿市の一部の小中学校で下校時間を早めた。部活動などを中止したところもあった。

 県内の各消防本部によると、9月3日午後5時時点で、10人が熱中症や熱中症とみられる症状で救急搬送された。

 4日の予想最高気温は、横手市31度、秋田市と北秋田市鷹巣が30度となっている。気象台は「今後1週間、最高、最低気温とも非常に高くなる見込み。小まめに水分補給するなど、引き続き熱中症対策に力を入れてほしい」と呼び掛けている。

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