北斗星(9月9日付)

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 自民党総裁選に予想の3氏が立候補し、午後からは立会演説会、共同記者会見も行われた。きのうのテレビのニュース番組が総裁選一色になったのは事実上、首相を決定する選挙ゆえのことだ

▼石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)の三つどもえの争い。それぞれ派閥を率いる石破、岸田両氏に対し、派閥を持たない菅氏が党内5派閥の支持を得て優勢な戦いだ

▼その前日には立憲民主党と国民民主党の合流新党発足に伴う代表選が告示されている。自民党総裁選の陰に隠れて注目度がいまひとつなのは何だか気の毒だ

▼100人に届かなかった野党第1党が、合流によって約150人の規模になる。立候補した国民の泉健太政調会長(46)と立民の枝野幸男代表(56)のいずれかがその代表に就く。新党の名称を決める投票もあり、こちらからも目が離せない

▼湯沢市出身の菅氏の総裁選出馬で本県初の首相誕生が現実味を帯びている。県民の関心は高まる一方で、湯沢市では有志による銅像建立の機運が高まっているそうだ。銅像というのはいくら何でも気が早過ぎるが、矢も盾もたまらない気持ちなのだろう

▼かと思えば、佐竹敬久知事(72)は「菅官房長官が頑張っているなら、そういう気持ちもないでもない」と、来春予定の知事選について前向きとも受け取れる発言だ。「学年で一級下」の菅氏に刺激を受けたのか。歴史的な出来事に際しては、いろいろなことが起きるのかもしれない。

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