[PR]介護はお年寄りに寄り添う仕事 県内施設、人材を積極採用

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「介護は高齢者の『食べたい』『歩きたい』といった気持ちを尊重して寄り添う仕事です。私の周りには、介護現場で働く人たちが、職種や所属を問わず一緒に勉強したり、情報交換したりする場もあります。一緒に働きませんか」

こう呼び掛けるのは、由利本荘市の短期入所生活介護事業所「みんなのまち岩城」で働く看護師の佐藤芳さん(46)だ。
五城目町に生まれ、県内の医療施設で約15年働き、広島県で認定看護師の資格を取得。茨城県の病院勤務を経て、2018年1月に帰郷した。

みんなのまち岩城で働く佐藤芳さん

職場で佐藤さんは、食べ物を思うように飲み込めない高齢者らの口腔ケアや食事の支援に熱心に取り組んでいる。
「秋田の食べ物はとてもおいしいから、高齢になっても味わってもらいたい。高齢者が最期まで自分の口から食事を取れるように手助けする仕事ができて、やりがいを感じています」

高齢になっても安心して暮らせる社会をつくるには、介護や医療のサービス充実が不可欠だ。
しかし秋田県は少子高齢化と人口減少により、介護の需要が高まる一方、サービスを支える人材の不足が深刻化している。介護施設はもちろん、在宅介護サービスを提供する事業者の多くが介護士、ヘルパー、看護師など幅広い職種の人材確保に懸命だ。

秋田県の介護職種の有効求人倍率の推移(秋田労働局)

秋田労働局が毎月発表する職種別の求人・求職状況によると、介護職の有効求人倍率は2017年4月以降、2倍を超える状況が続いている。

秋田県も対策を進めている。介護職員の労働環境を整備するため、「秋田県介護サービス事業所認証評価制度」を設け、昇給や人材育成、子育て支援などの体制を整えている法人の認証を進めているほか、高校や中学校で介護職場の魅力を伝えるなど新規就労も促している。