コロナ禍、男鹿への修学旅行増 県内校、防災教育盛り込む

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修学旅行でなまはげ館を訪れ、解説員の話を聞く由利小6年生=9月10日
修学旅行でなまはげ館を訪れ、解説員の話を聞く由利小6年生=9月10日

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、修学旅行で男鹿市を訪れる県内の学校が増えている。今月7日時点の市観光協会のまとめでは、8月末から11月末にかけて、宿泊を伴う県内校の修学旅行は小中学校、高校、特別支援学校の計34校約1700人となる見込み。例年と異なり直前まで日程が決まらないなどの難しさはあるものの、観光関係者は「感染予防を徹底して迎えている。男鹿の魅力を再発見してほしい」と期待を寄せる。

 由利小学校(由利本荘市)の6年生29人は今月10、11日に男鹿市を訪れ、なまはげ館や男鹿水族館GAOを見学した。各施設の入館時は検温と消毒を実施。特色豊かなナマハゲの面が並ぶなまはげ館では、児童は解説員に「一番古い面はどれですか」と質問したり、お気に入りの面を探したりしていた。

 東成瀬小学校(東成瀬村)の6年生28人は、8月27、28日に仙北市と大潟村、男鹿市を回った。男鹿市では定番スポットに加えて加茂青砂海岸を訪れ、1983年に発生した日本海中部地震についてガイドから話を聞いた。加藤久夫校長は「防災教育を盛り込むことができ、良い学びになった」と振り返る。

 市観光協会によると、昭和50年代半ばまでは県内校も修学旅行で男鹿を訪れていたが、日本海中部地震で激減。近年の行き先は県外が主流で、男鹿を修学旅行先とする学校はほとんどなかった。

 それが本年度は、行き先を県内に変更する学校が増え、横手市や鹿角市などの学校が男鹿を訪れる予定となっている。ただ、ぎりぎりまで正式決定にならないケースや、感染状況の変化でキャンセルとなるケースも多い。

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