時代を語る・北川裕子(18)新たに県教室になる
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平成7(1995)年、県教育委員会が県内在住外国人向けの日本語教室(日本語教育講座)を10カ所に開設することになりました。能代市では、私の教室が新たに県教室としてスタートすることになったんです。指導者のほとんどは退職教員で、私もそれに交じって県教委から日本語指導者の辞令をもらいました。
県教室になったことで、公民館の部屋を借りる料金をはじめ、教材購入やコピー代など教室運営に関わる費用は全て公費で賄えることになりました。さらに指導者として給料ももらえるんです。それまで持ち出しで教室を続けていたので、ちょっと信じられないような気持ちでした。
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