社員自殺訴訟、トヨタは争う姿勢 遺族、パワハラなど訴え

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 2010年にトヨタ自動車の男性社員=当時(40)=が自殺したのは過重労働や上司のパワーハラスメントが原因として、男性の妻(49)ら遺族が同社に約1億2300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が23日、名古屋地裁(井上泰人裁判長)で開かれ、トヨタ側は請求棄却を求めた。

 訴状などによると、男性は1990年に入社し、2008年4月以降、新型プリウスの部品生産ラインの立ち上げなどに従事。09年10月ごろうつ病となり、10年1月に自殺した。

 遺族は上司が大声で怒鳴るなどのパワハラを繰り返したと主張。「会社は安全配慮義務に違反した」と訴えている。