ピンクモジャ:ドラマチックな再会。信州さん、待ってたよ!

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ピンクモジャのアウェー・ブースター通信(36)

覚えていますか?B2に所属していた3季前、レギュラーシーズン最後の対戦相手が信州ブレイブウォリアーズだったことを。

試合終了後、信州ブースターが「ゴーゴーハピネッツ」コールを送ってくれたこと、そして体育館を出る時にスタッフさんたちが「プレーオフ頑張ってね!」「もう二度とB2に来ないでねー!」と笑顔で見送ってくれたこと。

信州の澄み渡る青空とともに思い出されます。

ソーシャルディスタンスが保たれたホワイトリング

あの時私たちを、最大級のエールで送り出してくれたチームと今度は、B1の舞台で戦える。例年以上にドラマチックな開幕カードに胸が熱くなります。

信州さん、待ってたよ!

そして私たちのBリーグ、おかえりなさい。

会場のホワイトリング(長野市真島総合スポーツアリーナ)に入ってまず目にしたのは検温のためのサーモグラフィーカメラ。

ロビーには消毒液が置かれ、座席はかなり間隔をあけて設置されています。

昨シーズンとはまるで異なる風景に戸惑いましたが、まずはBリーグが無事に開幕したことに感謝です。

どちらのチームもいまだに外国籍選手が揃わず、日本人選手たちの力が試されるゲームとなりましたが、ハピネッツが2連勝でB1の実力を見せられたことに安堵しました。

大勝した1日目とはうって変わり、2日目はオフェンスのリズムが作れず信州を追いかける展開になりましたが、ここで底力を見せてくれたのがベテランの古川。

審判の笛にいら立つ若手たちをなだめながら要所で鮮やかにシュートを決め、秋田のオフェンスを立て直しました。

選手との近さが売りの「信州おいしーと(1列目)」

新キャプテンとしてわげしゅうたちをまとめ上げた中山や、逆転シュートで勝利の流れを呼び寄せた大浦の活躍も見事でした。けれど、私が今回のコラムで一番お伝えしたいのは…、最前列シートの素晴らしさ!その名も「信州おいしーと(1列目)」です。

このオフィシャル感あふれるデスク付きシートはお値段1万円(前売価格)。

きのこや信州サーモンなどの特産品を楽しめるお弁当付きということもさることながら、特筆すべきは選手との距離の近さ。

机の上に置いたアリーナグルメのえびせんを選手がみなチラ見していくほど近いのです。昨シーズンまではベンチからやや離れた席で仲間とともに声援を送っていた筆者ですが、今季は声が出せず遠征の数も限られるので、お値段は張りますが間近で選手を見られる席を選ぶことが増えそうです。

なおこのシート、床の振動もダイレクトに伝わる為、汁物を食べる際は注意が必要です。豚汁が危うくこぼれるところでした。

おいしーと(1列目)は信州の味覚を楽しめるお弁当付き

わざわざ「おいしーと(1列目)」と書くのには理由が。
おいしーとは2列目もあるのですが、2列目はお弁当も何も付かないのです。

土曜日にこの2列目を選び、美味しい弁当が食べられると思い昼食を抜いてきた私がこの事実を知った時、脳裏に浮かんだコラムのタイトルは「ピンクモジャ、絶望の信濃路」。

会場で会ったさきがけハピネッツ担当の田中記者にも体調を心配されるほどテンションがダダ下がりしましたが、気持ちを切り替えて頂いたアリーナグルメの「プーティン」で無事持ち直しました。

濃厚なグレービーソースとチーズがかけられたカリカリのポテト、私のイチオシです。

濃厚なグレービーソースと揚げたてポテトが絶妙な味わいの「プーティン」

それにしても、おいしーと(2列目)は何とかならないものでしょうか。

私のような「『おいしーと』って名前だからなんか美味いもんがもらえるに違いない」と思い込む粗忽者のために、今後はおやきの一つでも付けていただけないかと、信州ブレイブウォリアーズ様には要望する次第です。
大変恐縮ですがご検討いただければ幸いです。

不運は続くもので、2日前から始まったGo Toトラベルの地域共通クーポンを使って居酒屋でも信州グルメをおトクに堪能するつもりが、いざ会計という段階で「まだ申請準備中なので使えない」と断られるという悲劇にも見舞われました(食べる前に確認したのに)。

2020−2021シーズン、私の初アウェーはハプニング続きでしたが、今季はとにかく行ければよし!と思うことにします。

コロナ禍において、どれだけ球団側が気を配っているかを考えれば、リアルにバスケを見られるだけで幸せなのです。

応援スタイルも模索が続きます。

帰宅してバスケットライブを見返したところ、興奮を抑えようとするあまり小さくガッツポーズして拳を震わせる、「アタック25」の故・児玉清のような自分が映っていました。

いつもベンチ裏にいる友人がベンチ向かいのメイン側に座っていたので理由を尋ねたところ、「ハピブーがちゃんと来てるよって、選手たちに見せたくて」。

試合終了後のハイタッチはもちろん、近寄って声をかけることすらできなかったけれど、選手たちはその分ゆっくりと歩みながら、一人ひとりと目を合わせてくれた、そんな気がします。

今季はこれで十分。言葉ではなく心で伝え合うシーズン、どうか大切にしていきましょう。

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