学術会議任命拒否は恣意的か 文系ばかり6人、深まる疑念

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日本学術会議の建物
日本学術会議の建物

 菅義偉首相が日本学術会議が推薦した新会員候補を任命しなかった問題は、対象の6人が政権へのスタンスが明確になりやすい社会科学や人文学の専門家だったことが「恣意(しい)的な任命拒否」との疑念を深める一因になっている。過去の業績でメンバーを選ぶ仕組みの中で、なぜ専門分野の偏りが生じたのか。政府は「個別の人事」を理由に詳しい説明を避け続け、識者は「政府が学問を選別、承認した」と批判している。

 日本学術会議法は「優れた研究または業績がある科学者から会員の候補者を選考、首相に推薦する」と規定。会員候補には「理系」の学者も多く含まれるが、推薦通り任命されている。

 拒否された6人の専門は法学、政治学、歴史学、宗教学。優れた著作に贈られるサントリー学芸賞、小林秀雄賞などの受賞者も含まれる。業績が理由なら、なぜ「文系」に偏るのか。

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