秋田魁新報取材班に菊池寛賞 イージス・アショア報道を評価

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 日本文学振興会は13日、第68回菊池寛賞を発表し、「秋田魁新報イージス・アショア取材班」などが選ばれた。取材班は昨年の新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞に続く受賞となった。

 振興会は授賞理由を「2017年の配備計画浮上後、地元紙として計画の妥当性を調査・検証。防衛を専門とする記者がいない中、地道かつ多角的な取材で現地調査のずさんな内容を暴く。本年、同計画は断念に追い込まれた」としている。賞金は各100万円。12月に贈呈式を行う。

 菊池寛賞は、芥川賞や直木賞を主催する公益財団法人日本文学振興会が、文学や映画・演劇、新聞、放送、出版など文化活動全般において優れた業績を上げた人や団体を1953年から顕彰している。本紙の受賞は初。

 他の受賞者と主な授賞理由は次の通り。(敬称略)

 ▽林真理子=40年近い文筆生活の間、現代社会に鋭く切り込む小説から歴史、古典を題材にした作品まで多岐にわたる創作で常に最前線で活躍を続ける。

 ▽佐藤優=「国家の罠」で2005年にデビュー以来、政治・文学・歴史・神学の幅広い分野で執筆活動を展開。教養とインテリジェンスの重要性を定着させる。

 ▽滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール=今年3月、オペラ「神々の黄昏」の無観客上演をいち早く決断。コロナ時代の文化イベントのあり方に一石を投じた。

 ▽篠山紀信=半世紀にわたりスターから市井の人まで第一線で撮影。その業績は、2012年より7年間全国を巡回し、延べ100万人を動員した個展に結実する。

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