仕事のゲンバ:アトリオン音楽ホール(秋田市) 音楽味わい育む舞台に

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ステージ演奏の練習のため、アトリオン音楽ホールを訪れた親子と話す藤原さん(右)

 舞台は静まり返っていた。何週間も、何カ月も。オープンして31年、初めての長い静寂だった。

 「デスクの前にあるホワイトボードが真っ白。本当に、何も入っていなかった」。アトリオン音楽ホール(秋田市)の音楽プロデューサー・藤原崇世さん(40)が振り返る。人々の暮らしを大きく変えた新型コロナウイルス。その影響は、音楽の世界にも及んだ。

 ここはクラシック音楽の専用ホール。特に室内楽を楽しむには最高の環境だ。そのホールでどんな音楽を響かせるか。アイデアを練り、奏者側と交渉し、準備を整えて提供するのが藤原さんの仕事だ。

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