薬害被害者、コロナ禍問う 「過去の反省は」と危惧の声

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 全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)は1日、広島市内で集会を開き、新型コロナウイルスに関するワクチンと治療薬の安全性・有効性の検証状況や、偏見・差別の問題について話し合った。「過去の反省は生かされているのか」と危惧する声が出た。

 薬被連の花井十伍代表世話人(58)=大阪HIV訴訟原告団=は、エイズに関する国民のパニック状況とコロナ禍を重ね、偏見・差別の被害者が追い詰められる状況について「いつか来た道だ」と述べた。

 ワクチン・治療薬を巡っては、今秋発足した薬害を防ぐための新たな第三者組織「医薬品等行政評価・監視委員会」へ期待する意見も出た。