ピンクモジャ:アリーナグルメのないBリーグの楽しみ方

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ピンクモジャのアウェー・ブースター通信(37)


声出せねえ!
飲食も無え!
観客それほど入れられねえ!
(注:この日の観客900人)

10月28日に開催されたサンロッカーズ渋谷とのアウェー戦。
発声応援の禁止はともかく、平日夜に飲食提供なし&ペットボトル・水筒を除き持ち込み不可というのは仕事帰りの私にとってなかなか酷な状況でした。

決定力の違いが如実に


そんな中でも、会場の墨田区総合体育館には約100名のハピブーが駆け付けました。
みんな、「おらこんなBリーグいやだ?」にならずによく来てくれたね…。

もっとも、昨シーズン最後の試合は無観客でしたから、こうやって生で観戦できる場を用意してくれたことを我々は感謝しなければなりません。

その時の対戦相手も、やはり渋谷でした。
前節からの3連勝を狙っていたハピネッツでしたが、86―89で惜敗。
ただ、点差以上に力の差は歴然としていたように感じます。

オープンのスリーポイントやレイアップを決められなかった秋田とそこを外さなかった渋谷。
決定力の違いが如実に現れたゲームでした。

ただ一人ひとりのプレーを見れば決して悪い内容ではありませんでした。
かつてキャプテンを務めた古巣相手にタフショットを決め切った伊藤。
ゴール下で奮闘し30得点の活躍を見せたコールビー。
司令塔としての安定感が増している長谷川。

イージーなミスを減らし、フリースローの確率を上げればチャンピオンシップも十分狙えるものと信じています。シーズンはまだ6分の1が終わったばかり。夢をあきらめるには早すぎるぜ!


それにしても、新シーズンが開幕して約1か月ですが、「新しい応援様式」にはまだ慣れず、いまだ模索が続いている筆者です。
飲食ブースがにぎわいを見せる信州のようなチームもあれば、今回の渋谷のように慎重な姿勢を取っているところもあり、試合前には観戦ルールに必ず目を通すようにしています。

ザワザワ音にはドンパン節で対抗


今回の渋谷で驚いたのが始終聞こえる「ザワザワ音」。
「リモート応援システム」が、サッカーJリーグやプロ野球で導入されていることは知っていましたが、体験するのは初めて。
試合展開に合わせ、スマホの専用サイトの応援ボタンをタップした人数に応じて、アリーナ内に設置したスピーカーから声援や拍手の音が流れてくるという仕組みですが、当初は何の音かわからず、秋田ブースターにのみ聞こえる幻聴か?とすら思いました。
前に座っていたハピブーが「(漫画の)『カイジ』の擬音みたいだよな」とつぶやいていましたが、まさにその通り。

なんとなく謎の対抗意識が芽生え、相手のフリースロー時に「ドンパン節」のリズムでメガホンを打ち鳴らしてみましたが、効果があったかどうかは定かではありません。次は「秋田音頭」で試してみたいと思います。

首位独走のファイア


ところで皆さん、ハピネッツがあるランキングで首位を独走しているのをご存じでしょうか。

動画配信でおなじみのバスケットLIVE。
試合観戦を楽しみながら、保有する応援ポイント(ファイアと呼ぶ)をお気に入りの選手に送り、所属チームと選手のランキングを競うという「応援機能」が今季からスタートしているのですが、ハピネッツが10月に獲得したファイアは482万。
2位のレバンガ北海道を3倍差で引き離しているのです。
グラフは、ハピブー仲間のシンさんが作ってくれたものですが、10月の総ポイント数の35%を秋田が占めており、クレイジーピンクっぷりが伺えます。ちなみに一番人気は古川選手です。

無料で送ることができるのは毎回100ポイントまでなので、有料の応援アイテムを購入し、ポイントを追加しているブースターが多くいるものと推測されます。
他チームのブースターから「なぜ秋田は課金勢がこんなに多いの」と聞かれ、「あきたこまちの出荷が終わったばかりだから手元にお金があるんじゃないかな」とテキトーに返しておきましたが、本当になぜなのか分かりません。Bリーグの分析が待たれるところです。

大声を出せない、飲食を楽しめない、変わったことはそれだけではありません。
今回の体育館はトレーニングジムなどを併設した複合施設である上、消毒や検温などの設備を設置したため動線がかなり複雑化。
前を歩く柔道着姿の小学生の後をついて行ったら武道場に入りかけました。

ただ、慣れ親しんだ観戦スタイルではないもどかしさはあっても、バスケを見られる喜びは変わりません。
観客数は900人でしたが、渋谷ブースターは昨シーズンと変わらずアットホームな雰囲気を醸し出していました。

そして、バスケットLIVEの応援投票は、たかがお遊びかもしれませんが、ハピブーの心意気の表れのような気がするのです。

11月は試合数も少なく、なかなか現地観戦も難しい状況ですが、私もブースターとして、できないことを嘆くのではなく、できることや新しいことを目一杯楽しみたい、そんな気持ちです。

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