時代を語る・加藤正人(19)初めてのグランプリ

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ギリシャで授与されたトロフィーなど
ギリシャで授与されたトロフィーなど

 東京・神楽坂に数年前まで「和可菜(わかな)」という古い旅館があったんです。文筆家がこもって作品を書くので、通称「物書き旅館」。山田洋次監督も構想を練る際に必ず泊まっていました。

 ここで生まれた作品はヒットするといういわれがあり、私も缶詰めになって脚本を書いたことがあります。初めて仕上げたのが平成9(1997)年のNHKドラマ「水の中の八月」。まさに言い伝え通り、テッサロニキ国際映画祭(ギリシャ)でグランプリと国際批評家連盟賞、モンス国際映画祭(ベルギー)で最優秀脚本賞を初受賞したんです。44歳でした。

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