湯沢・鐙田遺跡の価値に光 教養大准教授ら、来春報告書に

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 国際教養大の根岸洋准教授(41)=先史考古学=が、縄文時代晩期に東北や北海道南部で花開いた「亀ヶ岡文化」をテーマに、縄文人が気候の寒冷化にどう適応し、狩猟採集社会から初期農耕社会にどのように移行したのかを解明する調査研究に取り組んでいる。秋田県湯沢市西部の松岡地区にある鐙田(あぶみでん)遺跡でボーリング調査を行うなど、来春新たな報告書にまとめる予定だ。

ボーリング調査を行う根岸准教授(左から2人目)ら=10月27日、湯沢市松岡


 今回の研究は2018年度から3年間、国や民間財団の支援で実施。縄文時代晩期から弥生時代にかけての調査事例が豊富な雄物川流域を対象とし、秋田市の上新城中学校遺跡や鐙田遺跡で行った。


 鐙田遺跡は1973年に発見された亀ヶ岡文化後半期の重要遺跡の一つ。雄物川流域の低湿地に位置し、木炭や堅果類など有機質遺物が良好な保存状態で残っている可能性があるという。

鐙田遺跡で出土した結髪土偶(県指定有形文化財)=湯沢市提供

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