本紙・イージス取材班に菊池寛賞 都内で式典

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受賞後にスピーチする佐川社長(右)とイージス・アショア取材班の松川部長(中央)、石塚記者(日本文学振興会提供)
受賞後にスピーチする佐川社長(右)とイージス・アショア取材班の松川部長(中央)、石塚記者(日本文学振興会提供)

 第68回菊池寛賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が4日、東京都内のホテルで開かれ、「秋田魁新報イージス・アショア取材班」など2団体と3人に同賞が贈られた。本紙の受賞は初めて。取材班は昨年の新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞に続く受賞となった。

 式では、日本文学振興会の中部嘉人理事長から各受賞者に対し、正賞の時計、副賞100万円の目録が手渡された。選考顧問4人を代表し、作家の阿川佐和子さんが祝辞を述べ、本紙取材班の受賞に関し「国が決めたことについて住民視点で一つずつ、自らの足を使って取材してきた。たくさんのマスコミ人に勇気を与えた」と評価した。

 秋田魁新報社からは佐川博之社長、社会地域報道部の松川敦志部長、同部の石塚健悟記者が登壇。佐川社長は「明治7年創刊の弊社は、権力側を批判して幾度も発行停止処分と闘い、改題するなどして紙齢をつないできた。知事を批判して発行停止となり、秋田魁新報に改題したのは明治22年。菊池寛さんの誕生が前年の21年で、不思議な縁を感じている」と述べた。

 このほかの受賞者は滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、いずれも作家の林真理子、佐藤優両氏、写真家の篠山紀信氏。

 菊池寛賞は芥川賞や直木賞を主催する日本文学振興会が、文学や演劇、映画、新聞、放送、出版など文化活動全般において優れた業績を上げた人や団体を1953年から顕彰している。

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