イザベラ・バードの足跡をたどる:秋田市―矢立峠 往時の面影、今もここに

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南秋地区の田園風景や八郎湖、男鹿半島を見渡せる小高い丘に立つ島田さん(右)と平野さん=潟上市飯田川

10月7日午前10時 秋田市・土崎みなと歴史伝承館


 旧城下町の久保田(秋田市)に4日間滞在したイザベラ・バードは1878(明治11)年7月25日、羽州街道を一路北へと出発し、土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事の最終日に立ち会った。「日本奥地紀行」には「塔のように突き出た」謎の物体を見たと記している。「物体」は、200人の男たちが引っ張る高さ約15メートルの曳山だった。

 それから140年後の2018年に開館した土崎みなと歴史伝承館(秋田市土崎港)には、当時をしのばせる高さ約11・5メートルの曳山が展示されている。作家の島田雅彦さん(59)と平野啓一郎さん(45)の旅の最終日は、ここから始まった。

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